白と黒の境界線

日々徒然をネットの隅に残す記録簿 専門は社会教育と文化振興

岡崎律子の曲に癒される

岡崎律子さんの曲に癒されていた。彼女の曲は優しいメロディーに前向きな歌詞が乗せられて本当に明るい気持ちになれる。りっちゃん最高だよ。全部の曲が最高。

でも、彼女はとっくの昔に亡くなっている。40そこそこで。ガンだった。闘病生活を続けながら曲を作っていたなんて当時は全然知らなかった。

彼女の曲の「lucky&happy」にも、選んだ道を肯定して、周りにも認められているけど、影では苦労しているというメッセージがチラッとある

こんなに一生懸命に生きて才能のある岡崎さんが、もういないなんて世の中理不尽すぎる。遺作の「I'm always close to you」は昔はよく聞いていたけど、最近は辛くて聞けなくなった。『生きて、生きて』の部分を聞くたびに、私の寿命を分けてあげるからまた曲を作ってよという感じにかえって鬱になるからだ。

「春だもの!」や「A Happy Life」みたいなひたすら明るい曲しか聞けない。あと「わたしの愛は小さいけれど」や「Morning Grace」みたいな優しい曲。

カーペンターズやミュージカルの切ない曲も聞けなくなってきた。

歌詞に意味がなくても良いから、柔らかくて高音の女性ボーカルが聞きたい。相対性理論(やくしまるえつこ)、牧野由依霜月はるかLIA

癒されたい。癒されたい。癒されたい。

非正規司書さん、なんとしても正規になってください。【指定管理、委託、非常勤、アルバイト】

今年も正規司書、落ちました。来年、年齢制限でラストチャンスです。綾長です。


どうしても言いたいことあります。どうしても聞いてください。特にこの業界で半分以上を超える非正規司書さんに向かって話したいことがあります。どうか5分だけお時間ください。


みなさん、図書館好きですよね。本が? 居場所が? 地域の絆が? 本と人との出会いの場?

きっとそれぞれの理想の図書館があると思います。素晴らしいですね。

みなさん、腰は大丈夫ですか? シフトキツくないですか? お給料安いですね。 休みとれませんね。 クレーム辛いですね。 毎日トラブル対応お疲れ様です。人間関係どうですか? 直営公務員の無能さにイライラしていませんか?

いろいろありますね。世の中。まぁ、お茶でも飲んでゆっくりしてください。

私も昔は皆さんと同じ図書館司書でした。とても夢に溢れていた20代前半の若者でした。仕事がんばりました。死ぬほど働きました。人生図書館に捧げてきました。でも、もう一度やり直せるなら指定管理には行きません。非常勤もしません。アルバイトもしません。私は言いたい。


そこで頑張ってはいけない!!!

なんとしても正規になって!!

正規公務員の司書になってください!!

正規と非正規の待遇は圧倒的に違います。

取り返しがつかなくなる前に、なんとしても正規になってください。

そして、この業界を変えてください。

図書館司書を誰もが認める専門職にしてください。

私ができなかったことを皆さんが叶えてください。

もし私が朝起きたら22歳で、体も普通に動いて、さぁ今日も頑張ろうってなれたら、司書試験の勉強をします。なんとしても正規司書になるためです。非正規司書はただの繋ぎです。正規司書になるための繋ぎなんです。そこで全力頑張りすぎないでください。なんとしても正規に、正規公務員の司書になってください。

私はもう29歳です。20代前半から半ばを置かれた場所で頑張っていたら、成果は得られましたが、職は失いました。これはこれで納得はしています。いますが、もしやり直せるなら、本業はほどほどにして正規になるための勉強を頑張ります。ワーキングプアで人生かけてどうするんですか?

みなさんは、みなさんは、どうか間違いないでください。どうか、この業界を変えてください。私は行政事務の立場で、また違った形で戦い続けます。みなさんは、図書館の未来をどうか、どうか、よろしくお願いします。



ツタヤ図書館騒動、市営プールで女児死亡…公共施設の民間委託が実質破綻、逆の動きも
biz-journal.jp

以下、抜粋

『公立図書館の民間委託だった。公立図書館に指定管理者制度を導入したことにより、図書館の運営は収支が重要視されるようになる。東京23区の職員は、こう話す。

「それまでの公立の図書館員は公務員であるがゆえに、高い人件費を必要とした。指定管理者制度で民間事業者が運営するようになったことで、人件費はかなり縮減している。それを図書館の本を充実させるための費用に回せればメリットもある。しかし、実際は行財政が苦しいので、単なる運営費削減にとどまっている」

~中略~

ツタヤ図書館騒動が起きた原因は多々あるが、行政の目論見が大きく外れたことを物語っていることはいうまでもない。だが、公立図書館の民間委託は止まらない。

「東京23区でさえ財政的に厳しい区はたくさんある。地方の市町村はもっと苦しい。自治体の本音としては、図書館を廃止したいと考えているはずです。しかし、図書館は文化施設でもあり教育施設でもあります。廃止には議会の同意が得づらいし、なによりも住民からの反発も大きい。図書館を廃止したら、住民が減ってしまう可能性だってあります。しかし、民間委託なら『図書館がオシャレになる』『使い勝手がよくなる』と宣伝できます。だから、今後も財源の厳しい自治体を中心に図書館の民間委託は進むでしょう」(前出23区職員)』


この23区職員、誰だよ。ふざけんなよ。

ふざけんなよ。

文化を救うのは観光

日本全国に逃げている。

この一年で福島、京都、滋賀、三重、広島、岐阜、愛知、沖縄、兵庫と休みを利用して逃げに逃げてきた。おかげで貯蓄はたまらない。

その代わり確信したことがある。

観光業はこれからも伸び続ける。

2017年には日本を訪れた外国人観光客は5年連続過去最高2869万1000人に。今年2018年は7月だけで283万2000人!

この伸び率は凄まじいもので、ツーリズムエキスポジャパンで貰ったデイリーニュースを見ると
『日本の観光産業は、日本のGDP成長率の倍となるすばらしい伸びを示した』とある。

その地域の文化や文化財は観光の主役になり得る。

岐阜の世界遺産白川郷」の民宿で日本の昔暮らしを体験することが外国人に人気と聞いた。一時期の中国人の爆買いは落ち着きだして、今は英米系の外国人を中心にこうした体験型の観光が人気を得ているという。需要が「モノ消費」から「コト消費」に変わってきているのだ。

薄給の代名詞であった文化も観光とセットで考えれば自主的に財源を集めることはできる。これが新しい価値なのだと実感した。

ご当地産業、若者の地元思考、地方創成、障がい者の文化芸術活動の推進、認知症の高齢者が地域文化に触れることで昔を思い出すこと。

今まで見聞きしてきたものが、私の中でようやく少しずつひとつに繋がり始めている。

東京2020オリパラも控えている中で観光産業はまだまだ伸びる。

将来の東京では羽田空港を結ぶ新交通路線の誕生も控えている。蒲田→京急蒲田間を結ぶ「蒲蒲線」 開通すれば、羽田空港の玄関口の駅でありながら徒歩15分はかかっていた移動が短縮される。
更に区部周辺部を繋げる「エイトライナーメトロセブン構想」(新山手線)
これが可能になれば、わざわざターミナル駅まで乗り換えなくても、郊外から羽田空港まで直通で行けるようになる。交通が整備されれば、観光での人の移動も楽になる。

文化事業が再び息を吹き返すためには、文化単体ではなく、もっと広い枠で考えた方がいいんだ。「文化財で稼ぐ」とはそういうことなのか。財源がなければ保存することがそもそも難しい。なくなってしまったら元も子もない。観光は文化を救うんだ。
斜陽業界であっても、文化芸術観光と考えれば伸びるはずだ。私はここで勝負したい。何とか、何とか一次試験受かっていますように。




あ、そう言えば、「姫路城は白かった。」

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戻っておいで

前職の同期に連絡したら、「戻っておいで」と言われた。泣き出してしまった。私は裏切り者なのに。

辞めるときも散々揉めた本社から「いつでも戻ってきて良いよ」と、言われたことを思い出した。

戻りたくても戻れないよ。

業務内容は自分に合っていたし、働いていた人たちの実力や士気も高かった。けれど、待遇や労働環境がいくらなんでも悪すぎる。暮らしていけないよ。館長だって胃潰瘍で倒れながら仕事していた。

そんなブラック企業に戻れる訳ないじゃないか……。

縮小業界で勝負するということ

某公営団体(文化芸術系)の採用試験案内を見ていた。ここは指定管理であっても、設置主体は市役所なので、準公務員(外郭団体)と言える。だから、どこの馬の骨かもわからない民間企業に比べたら、ちゃんとした待遇だろうと募集要項を確認してみれば、月給19万円(手当込み)、シフト制、月8日休み、祝日分はローテーションで休みときた。これ、民間の指定管理よりはマシだけれど、今より待遇は落ちてしまう。

これは絶対に譲れない条件は

○休みはカレンダー通りが良い。シフト制は問わない。 120日は欲しい。105日は少ない。
○ボーナスは欲しい。年収350万円は欲しい。東京は家賃が高すぎる。
○やりたい仕事がしたい=得意なことをしたい。
○仕事を通して成長したい。

この4つである。これが難しい。後ろ2つは何とかなるけれど、上2つは満たさないことも少なくない。究極的にはサービス業なので、土日祝関係なく、開館時間も長いから労働時間も増える。何より予算がつきにくい。国が福祉に予算を6割投入している現在で、文化芸術、教育、科学技術といった文教予算は縮小傾向にある。これが斜陽業界だ!

おそろしいことに、かの文科省の独法「青少年教育振○機○」も、今年は月給17万円代で募集をしている。数年前は月給18万円以上あったのに、減らされている。いやしかし、月給17万円で30代になっても年収350万円。しかも全国転勤って人が集まるのかな。これから少子化の影響で全国の施設も廃統合が続くだろうし、今は直営でも民間企業へ指定管理という流れも出てきそうだ。その時は待遇も更に減らされて、元々いた職員が民間に引き抜かれるのだろうな。おそろしい。実際、前職もそうだった。

好きなことを仕事にする

最近の世論はそんな流れがある。もしその好きなことが斜陽だったら? これから没落する業界だったら? やりたいことで生計を立てられなくなったら?

国や外郭団体からの亡命者がいる中で、私はその世界に再び飛び込もうとしている。馬鹿なんじゃないか。 でも、私それがやりたいことで、好きな仕事なんだ。そんなこと言って将来ホームレスになったらどうするつもりなのか。

鬱でも必死にしがみついて食える仕事を続けるべきなのか。

やりたいことか、食える仕事か。結局2択になってしまう。

公務員は民間からの転職者が多い

新卒からずっと公務員です、という方は減っている。実際、今は民間からの転職者も多く、他官庁からの転職者(いわゆる公務員から公務員の転職)も多い。社会人採用を受けた時、集団面接の4人中2人が現役の公務員だった。あと、若手は公務員になっても辞める。全体では離職率1%以下の特別区であっても、若手の離職率で調べればそれなりにいるのでは。ちなみに東京都の離職率は2%~3% 率としては低いけれど、母体が多いので若手でも毎年1000人単位で辞めている人がいる。そういった離職者や定年退職者の補充に使われるのが、民間からの転職者であり、社会人採用である。


いや、何が言いたいかというと、よく公務員は一般企業で働いてからなれという批判。今や異業種出身のオンパレードよ。特に都市部はね。

あの人も見た目バリバリの社会人だけれど、元銀行員で採用半年目、公務員としては新人なのよ。いきなり慣れない部署に放り込まれて、仕事押し付けられて、ワンオペなのかなと心配になった。

確かに頭おかしい職員はいる。それは民間でもどこでも同じだ。派遣で仕事を転々としたから見てきた。

若手の負担が大きい中で頑張り続けている人がいることを忘れないで欲しい。

神戸は横浜に似ている。

神戸は横浜に似ている。

新横浜から新神戸に降り立って、関西という異国の地に行った。旅に来たはずなのに自宅から地続きのようなどことなく親近感のある街並みが広がっていて、ここは同じ日本なんだなと改めて実感する。

神戸港と横浜港
ポートタワーとマリンタワー
みなと元町とみなとみらい、元町・中華街
ハーバーランドとコスモワールド
南京中華街と横浜中華街
北野異人館山手西洋館
神戸万葉倶楽部と横浜万葉倶楽部

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神戸 メリケンパークにて

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横浜 みなとみらいにて

そして、どちらも坂が多い。高台の上の高級住宅街。海が近いと波で削れて起伏のある土地になるということか。

一つ違いをあげるとすれば、六甲山の存在だ。阪神タイガースの「六甲おろし」よろしく、大阪・神戸の象徴とも言える。横浜には六甲山ほどの象徴的な山はない。たとえ横浜の正体が「横山」、「横谷」、「横川」と言える田舎町であってもだ。

神戸の素晴らしいところはこの山にある。

神戸「三宮」からバスで20分。「摩耶ケーブル下」駅へ。六甲山の隣にある摩耶山をケーブルカー、ロープウェイで登り、頂上まで行くと、お目当てだった神戸の夜景が見渡せる「掬星台」に着く。

”1000万ドルの夜景”と言われる5大政令指定都市の一つを丸く納めた景色をずっと楽しみにしていた。

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神戸 摩耶山「掬星台」
撮影機種:Canon powershot G9x MarkⅡ 夜景モード

どこまでも広がる神戸の歓楽街とビジネス街と住宅街。全ての機能を集約した地方自治で流行りのコンパクトシティ

私が今東京にいる間にも誰かがどこかの全く違う街に住んでいる。それって凄い。私は何より住宅街が好きなのだ。他のどこよりも、人が住んでいる場所が一番落ち着くし、とにかく「家」が好きなのだ。住宅は最大の福祉だ。


しかし、

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ご覧の通りカップルの多さ。

普通はこういうところ一人で来ないよなぁ。一緒に楽しんでくれる人がもっとたくさんいてくれればな。10代後半~20代前半を引きこもって過ごした私が「普通」のスピードに追い付くには、まだまだ時間がかかりそうだ。