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日々徒然をネットの隅に残す記録簿 気まぐれに更新中

都1A 試験~面接 不合格体験記

そろそろ書こうと思って書いてなかった東京都1A(院卒程度)の不合格体験記です。
所々箇条書きです。これは不合格体験記なので絶対に真似しないでください。

【概要】
都1Aの情報は1Bに比べてほとんどない気がします。それは専門記述が難しく運が関わる試験、24~31歳を対象、院卒向け(大卒でもOK)など制限が多いからだと思います。
だいたい倍率は10倍~で、都下の市役所に比べたら普通ぐらいですが、ライバルが院卒や社会人経験者という相対的なハードルの高さが挙げられるでしょう。後、1Bと併願する人が多く、都庁第一志望に仕上げている人が多いと聞きます。周りの本気度が高い感じがしました。

【試験難易度】
教養試験や論文は1Bとそこまでは変わらないと思います。1Bのが少し優しい問題が多い印象。都庁に関しては基礎的な問題が多いのでどれだけ落とさないかなんでしょうね。
1Bは過去問が市販のものがありますが、1Aは国会図書館で調べたら問題集が刊行されていませんでした。過去問から似たような問題が出たりするそうなので、1Bの過去問をやっていれば良いと思います。
ちなみに私は特別区が第一志望だったので、教養対策は1Bの過去問2、3年解いたくらいです。

論文は時事+都政に関するもの+グラフの読み取りでした。平成29年度のテーマはオリンピック・パラリンピックに関わることでした。障害者のスポーツ推進に当たって課題があるよ~、グラフ読み取って解決策をあげよ~、都庁で既にやっていることも踏まえてね~みたいな感じでした。過去問はホームページで見れると思います。
私は前職で都の職員と関わる仕事もやっていたのと直前にホームページで見た知識が使えたためあまり苦労せず書けました。
いや、直前に見たら、使ってた電車も知っている公園も都立のもので、えっこれも都庁の仕事なのすげ~と思ってたら論文に使えたんですよ。インフラ整備すれば障害者も都立公園やスポーツ施設に行きやすくなるね~これが既に都庁やっていること~という感じです。ホームページ見るのオススメします。

問題は専門記述。これは5題ある中から1題選んで解答するもので、どれも高度で難しいです。院でやってきた人なら別ですが、普通の人ならちんぷんかんぷんです。かろうじて選べるのが「公共政策」です。ただ、年度によって書ける、書けないがあるので本当に運です。始まった瞬間に退出する方も何人か見ました。29年度の公共政策は地方自治に関することでした。何件か文献(福沢諭吉トクヴィルの著作から引用)が掲載されていて見開き1ページ問題文。①文献について一つ一つ説明せよ②文献それぞれの共通点と異なる点③地方自治の歴史 を順に書けみたいな感じでした。知識を総動員しないと無理ですね。政治学行政学、日本史の知識が使えたと思います。
解答用紙は6枚くらい行だけ書かれたものが配られて自由に書いてねという感じです。調べたら文字数に足切りがあるようで、私は4枚目くらいまで書きました。三時間ぶっ通しで書いて手が痛くなりました。
内容は正直嘘も入っているというか、それっぽくデタラメを書いたり、ちょっとしたことも説明してどうにか文字数を稼いでいきました。はっきり言ってちゃんとした論文じゃなかったと思います。私は地方自治の歴史も知らないし、トクヴィルはアメリカのデモクラシーを書いた人、福沢諭吉は偉い人程度の知識でした。たぶんあまり厳しくは見てないんじゃないかと。

【面接】
そんなこんなで何故か試験が通りました。1000人くらい受けて250人くらいが一次受かったようです。急いで都庁に行って、「都民ファースト」、「都庁職員ハンドブック」を買って採用パンフレットも読みました。
しかし全然時間がなく!合格から面接まで2週間くらいでした。その頃、特別区の面接対策と市役所の筆記対策をやっていたので、更に都庁となると「どういうこっちゃ」という感じでした。そもそも現場上がりの私は都庁の仕事目線(広域行政)になれず、それが指摘されて駄目だったと思います。

こっからは箇条書きです。

・会場はテレコムセンターの研修施設。コミケ以外でゆりかもめを使う日が来るとは。
・面接は2日間に分けて行われる
・合格ハガキに書かれているが、1人ずつ◯組という番号が与えられる。1組辺り2名いる。研修室の大部屋に通される。場所は15階くらい?忘れました。
・名前を呼ばれたら上の階にエレベーターで移動する。圧倒的な男率。年齢も高め。
東京湾が見える解放感ある大部屋で時間まで待機。ここまでで受付から一時間経つ。みんな東京湾を無言で見つめている。隣の部屋から面接中の声がかすかに聞こえる。周りにバリバリのリーマン風の受験生や理系研究者みたいな人がいて「俺はデキるオーラ」がすごい。もちろん普通の人もいる。
・受付開始から1時間30分 面接開始。組の番号の部屋前に移動する。開始の合図と共にノックして入る。職員の対応が無愛想。(演技?)
・試験官は3人 やたら頷いてくるウォーリーに似ている人 バリキャリ風の無表情女性 カンニング竹山
・自己アピールしても無言、無表情 アピールしてって言ったやん!
・唐突な謎質問 「東京を花に例えたら何ですか」など
・どうしても現場目線が抜けず 「都庁に入ったらギャップがありますがどうしますか?」
・「なぜ都庁1Bを受けなかったのですか?」詰められる
・30分間 圧迫感
・最後お祈りあり

落ちました。面接倍率は2倍ないくらい。
国税では面接A 特別区横浜市共に上位合格でしたが、ここの面接は一番特殊な感じがしました。
網羅的に聞いてくるというよりは、一つのことをねちっこく深めてくる感じです。
やはり都庁第一志望が当たり前の雰囲気で、職員の方もプライド高そうというか誇り高いというか、他に比べてやりにくい面接です。基本的にはみな無表情で冷めた感じです。演技かな。
きちんと対策していれば面接倍率は高くないので受かるんじゃないかと思います。

キングコング西野さんは図書館改革の救世主となるか

イムリーな話が舞い込んできました。

ちょうど先ほど図書館員の待遇問題について書き。
図書館辞めた人たちへ
http://imyeden.hatenablog.com/entry/2017/10/16/235717

足りない財源を確保するには、公務員も稼ぐしかないのでは
http://imyeden.hatenablog.com/entry/2017/10/17/005611

という記事を書いていました。それで、ちょっと調べていたらこんなニュースを見つけました。

キングコング西野さんが、出版した新刊「革命のファンファーレ」を全国の図書館に寄贈してくださるそうです。
https://lineblog.me/nishino/archives/9303220.html

これはすごい。↑の西野さんの記事に記載してある通り、出版社からの図書館に対する風当たりは非常に強いです。「図書館は無料貸本屋」という批判もとても多い、そんな中で味方になってくれるベストセラーの著作者はあまり見ません。
間違いなく予約多数本になるので、図書館としても回転率を上げるため複数冊購入して蔵書するんじゃないかと思います。それでも、1年、2年は予約待ちもあるのでは…………待ちきれない人こそ新刊を購入して欲しいものです。

私も本を読むことが好きです。図書館も小さい頃からの居場所でした。図書館で借りた本を読んで、手元に置いておきたい本は購入しています。図書館があるからこそ売上が伸びることもあると思うのです。

例えばですが、もっと貸し出しと購入の選択肢が広がれば良いとも思います。図書館内で本を買えるスペースがあったり、カウンターやネット通販で申し込んで図書館でも受け取り処理ができるなどです。特に高齢者は近くにあるのが図書館だけだと、なかなか本屋まで足を運ぶのが難しい場合があります。そこで図書館が代わりとなって、ネット販売を代行し、図書館でも本が買えるという風にすれば、借りることも買うこともできて、出版社と図書館が共存できるのではと考えています。

更に言えば、(ここからは欲の範囲ですが)、こういった有名人を招待する、講演会をすることで、財源の確保に繋がるかもしれない…………。
しかし、これに立ちはだかるのは「図書館は無料が原則」という法律の壁です。たとえ有名人を呼んでも参加者からお金をとることはできません。(つまり謝礼も予算から出します。)
公務に関わること全てに言えること。すべては法律に縛られています。
図書館が公務員が稼いで予算を増やすには難しい部分が多いでしょう。

ただ、私はこれからはそんな予算の獲得競争、財源の確保に公務員が経済回す必要性もあるのではないかと思っています。何故ならお金がなければサービスは縮小するし、前述のように低待遇から図書館を去る人たちは後を立ちません。図書館が社会から必要とされなければ、予算が優先的に回ることもありません。

果たしてこれは図書館改革の救世主となるか!
これからの動向に期待です。

公務員も稼いで財源を確保するのはどうか

一つ前で財源足りないから図書館員の非正規増えたよ、といったような記事を書いた。

そこで具体的な解決策を提言することはなかった。私としては、正直国の予算も当てにならないのだから、自治体として民間企業のように稼ぐしかないのではないか~とぼんやり思っている。

図書館は図書館法で「図書館は利用者からお金をとってはならない」みたいな規則があったと思う。現状では法律の制限で利益をあげることは難しい。図書館という場所を使って、民間企業が商売するというイベントぐらいである。(例 図書館で本屋が本を売るなど)
公務員は民間的な商売はできないから、たぶんそれが自治体のPRだとかふるさと納税とかブランド力の向上で間接的に稼ぐことなんだろうけど。(逆に東京はふるさと納税で財源が減っている。予算が小さめなのに23区は財源が減っても補賃されない…………。)

たとえば、役所土産を売るとか、役所で冠婚葬祭するとか、どっかの団体や企業と協賛して、稼いだ金を山分けして財源に当てるとか、そういう「自治体で財源を稼ぐ 経済回す」のはできないのだろうか。「くまもん」はそれなのかな。くまもんグッズは、ロイヤリティフリーらしいから何処にでも見かける。

ないもんはない訳だから無から有を生み出すためには稼ぐことも視野にいれるしかない。
図書館も稼いで予算作れたりしないのだろうか。

などと思ったけれど私が思い付くのだから、難しいからやってないのか、やっていても上手くいってないのかどっかなのかもな~。

図書館辞めた人たちへ

非正規の乱「図書館員」編 ツイッターで怒りの「辞めた理由」相次ぐ
https://www.j-cast.com/2016/03/08260756.html?p=all

これは1年以上前の記事だ。
ちょうど「保育園落ちた」で大騒ぎになって、保育士や介護士の待遇を改善しようという動きが活発になった頃のこと。Twitter上で「保育士やめたの私だ」と、元保育士が叫びを上げたのと同時期に「図書館やめたの私だ」の声も一緒に上がっていた。

図書館をやめた理由もだいたい「低賃金、雇い止め、頑張っても報われない」などの待遇に関することが多い。図書館員の非正規雇用者はいまや半数以上に昇ると言う。
確かに、図書館員の待遇部分には納得することも多い。自治体によっては雇用問題に発展していて、元館長らが業者を訴えることも何件か見ている。
ただ、だからと言って「図書館員の待遇改善、全員を正規雇用並みに」というのは難しいのではないかなと私は思う。

既に国の借金も膨れ上がっており、巨大な都市であっても財政難の状況である。京都市横浜市などの一見儲かってそうな自治体も財政は厳しい。原因は福祉関係(社会保障費)の出費が激しいことなどがあげられる。高齢化もどんどん進んでいるし、不景気からの貧困問題など本当に日本を取り巻く環境は厳しいと思う。その上、財源は限られている訳だから削られるところは削って、最優先にすべき福祉などに当てていくしかない。

そこでまず最初に削られるのが人件費だろう。よく日本の公務員は多すぎると言われるが、全くそんなことはなく、むしろ少ない方である。
http://www2.ttcn.ne.jp/honkawa/5192.html
働く人の5.3%が公務員で、これは先進国の中でも最低レベルである。
更に自治体としても職員数は年々減らされており、総務省のデータを見れば地方公務員が22年間で連続して減っている。
http://www.soumu.go.jp/iken/kazu.html

仕事は増えるのに職員数は減っている状況。現場はサービス残業が当たり前になっているという。若手公務員の薄給具合もよく耳にする。それでも、とにかくサービスを維持する、より良くするためにも人手は増やさなくてはならない。そこで登場するのが非常勤職員や民間委託職員といった非正規公務員たちである。都内のとある自治体では、正規職員は年々減っているが、非常勤職員は2倍に増えているという。
人件費の他にも、需要の少ない部署の予算(文化関係や箱もの運営など)は削られる。人の命に関わらないような言ってみればルールを作れば民間でもできるようなものは自治体から切り離して民営化する。(小泉、竹中の郵政民営化や派遣法改正の流れ、民間も非正規増えた話もあるけれど、詳しくないので触れない)
結局、財源を確保する方法として人件費を削る、仕事を民営化するなど、とにかく切れるとこは切らないとやっていけない。(そこで安かろう悪かろうも出て来てしまう。)

こんな状況で図書館が人の命以上に緊急性のある価値が創造できるか?

図書館をテーマパークにして、住民や観光客を集め財源を確保するぐらいなら別だけれど。住民の3割程度しか利用していない図書館に十分な予算が回ってくるのか。いや、今の状況じゃあ有料化するとかじゃないと直営は無理だろうなぁ。

もちろん委託費で儲けようという悪どい業者は消えて欲しいし、それで図書館やめた方々は可哀想だと思う。前職が図書館員でした~の転職活動は苦戦するだろうし。いくら頑張っても待遇の面で報われないのも本当に理解できるし、どうにかできるならどうにかしたい。
ただ、私も図書館辞めてわかったことは、「私の変わりはいくらでもいる」ということだ。どんなに低待遇でもやりたい人は後を立たない。生計を立てるためならば、図書館以外の仕事をすれば良い。もしくは、副業で足りないところは補う。
また、民間委託大手では正規雇用もあるし、ライブラリーオブザイヤーで賞を取るような価値を創造する図書館員もたくさんいる。問題もあったが、観光スポットになったTSUTAYA図書館もある。委託や非常勤でも有名大学出身者や図書館学で修士号や博士号をとるその道のプロがいる状況だ。「図書館やめた」と嘆く人たちは、わずかな正規ポストを勝ち取れるような人材であっただろうか。少なくとも私はそうではなかった。

図書館やめた私から言えることは、「非正規はもちろん、委託正規であっても一生の仕事で入ることはおすすめしない。」前にも書いたが、これからも公務員の削減は続いていくだろうし、図書館員自体が機械化するかほぼ非正規化して、この先も厳しい道のりになっていくと思う。保育士や介護士のような人の命を預かる責任のある仕事で、社会の需要に即したものは、真っ先に待遇改善すべきである。
しかし、私は図書館員の待遇改善は緊急性があるのかと言うと残念ながら疑問である。

このブログの存在価値とは、、

こんにちは 綾長です!

このブログを開設してから1年半ぐらいが経ちました。私は今までブログをやったことがありませんし、玄人のように綺麗な文章もレイアウトもできません!(というか今はパソコンもぶっ壊れ、スマホだけです!)
単純に書くことは好きなので、ほんと好き勝手書いていますし、普段はひっそりとしていますが、他の方のブログも読んだりします。ブログは楽しいです。

しかし、個人的な経験に基づくものは、ぼかして書いてはいるけれど「これバレたらヤバいだろ(いや、見る人なんてたいしていないだろ)」と後悔することもあります。

開設当初は1日一桁だった当ブログも、たまにアクセス数を見ると1日100を超えていたりします。
グーグル検索で記事が出てきたこともあり、はてなブログ自体がけっこう検索に出やすいブログサービスなんじゃないかと最近思ってきました。

一体どういう人がこのブログに辿り着くのだろうかと不思議に思ったりもするのですが、たいしてアクセスが多い訳でもないので、さすがにないだろうけれど、「身バレしたらどうしよう」という悩みも付きまとってきます。

正直、現実世界では、精神疾患も家族不仲も悔しい過去も恐怖症も誰にも話したことはありません。
ずっと封印してきたことでした。
でも、やっぱりどこかで吐き出したい気持ちというのもあったり、公務員試験も孤独だったので、ブログは私にとっての居場所でもあったと思います。

もう4月から公務員になるので、このブログで何も考えず発言するということも難しくなってくると思います。やはりどこにどんな目があるのかわからないので、、
一方で、ブログや書くことは続けていきたいとも思っています。
そうなってくると、また違うところで1から始めることになるのかなぁ。せっかくここまできたのに潰すのもなぁと思ったり。

何だかんだでモラトリアム期間もあと半年ないくらいです。
書きたいと思っていてもやる気が出なかったり、やりたいと思っていても手がつかなかったり、最近は寝てばかりいます。
自分の中で着地地点が見つからないし、そもそも公務員も続かないんじゃないか、もっと良いところもあるんじゃないかと、いろいろ考えてしまいます。

思えば「公務員試験」をやっている時が一番楽しかったです。

コスパで物を考える人にはなりたくない

東急池上線が開通90周年を記念して1日無料で乗り放題イベントを開催しました。

http://www.itmedia.co.jp/business/spv/1710/10/news100.html
詳細はこちら。

大反響で一時満員状態になったようです。池上線は私も昔使ったことがあるので、こんなこともやってるのか~と面白く思いました。あの辺り久が原みたいな高級住宅地もありつつ、戸越銀座のような昔ながらの商店街もあり、古き良き風景が現代に溶け込んでいる安心感がある地域なんですよね。
フリー切符も19万人近く捌けたとか。池上線がきつきつの満員電車になるのは、池上本門寺の御会式というお祭りがある時ぐらいだった気がします。

ただ、それについて「無料だからでわざわざ満員電車に乗る人の気が知れない」というようなイベントに釘を指すような人もいました。

何か残念だなぁ。

人それぞれ考え方が違うので別に「お前の中ではそうなんだろうな」で終わりなんですけど、このイベントは池上線90周年を祝ういわばお祭りであって、無料で満員電車に乗ってもらうことが目的ではないと思うんですよね。正直、池上線が超満員になるのは前述のように本門寺のお祭りぐらいですから、人が集まって商店街が活気付くの良いじゃないですか。
私はお祭り好きなので、ぎゅうぎゅうの人だかりでも、風情ある街中でちんどん屋の演奏を聞きながら焼きそばやわたあめ食べるのが居心地いいです。
これもそういう「お祭り」的な要素があるイベントだったと思うんですよね。

通勤、通学でたまたま来た人には嫌だなと思う人もいるでしょうけれど、夕方~夜にかけては人も落ち着いたようですし、そもそも休日の開催でした。

もう1つ似たようなこと。

http://news.livedoor.com/lite/article_detail_amp/13710668/

ドーナツ2個を無料で貰うために1時間並ぶ人たちへ警告する人の話。
私これ知らなかったのですが、auユーザーの方はミスタードーナツが2個無料になる日があるそうです。確かに以前、駅前のサーティワンで人だかりができていて、普段人が疎らなこの地帯に何故こんなに人がいるのかと驚いたことがあります。それはソフトバンクユーザーがアイス無料になる日だからでした。似たような無料イベントがけっこう開催されているんですね。

この記事に登場するおじいさんは、ミスタードーナツが好きでよく買いにいくそうです。それでたまたま大行列に遭遇して、買うのを断念し、代わりに近くのコンビニでドーナツを買って帰ったようです。おじいさん曰く
「ドーナツ二個のために一時間以上並ぶのは、自分の一時間はドーナツ二個より価値があると思っているからだ」だそう。
確かに並んだ一時間でアルバイトをし、稼いだお金で違う日に並ばず買う方がコストパフォーマンスは良いですね。
ただ、私はこれも「お祭り」的な要素があるんじゃないかと思うんですよね。
たまたまこういうイベントに出くわして並んでその対価にドーナツ二個貰える、私だったら楽しいじゃんと思えるかもしれません。友達と話ながら並んでいたら一時間なんてあっという間でしょうし、けっこう何もしないでボーッとしている時間も私には必要だったりします。普段家で天井眺めている時間を一時間ボーッとしなから並んでドーナツ二個貰えたら嬉しいかもなぁ。
まぁ、おじいさんに関しては、たまたま店に行ったのに長蛇の列で買えなかった、そこは気の毒だと思います。一般販売と無料販売で列は別れていたのかなぁ。あと、お孫さんの暴言は…………子どもだから無料には弱いだろうなぁ。

なにあれ、こういうイベントって「お祭り」的なものだと思います。そもそも時間換算や損得で見ていない。お祭り騒ぎの楽しみもあるのでは。

これに限らずですけど、日常生活にコスト意識やパフォーマンスを重視する人がいます。
私は日々の生活にまでコスパ意識は持ちたくないですね。やりたいことはやればいいし、プライベートの時間は好きに使えばいいじゃない。
全部コスパ重視の生活は私にはちょっと窮屈すぎます(笑)

フェイスブックを見ているとしにたくなる

フェイスブックを見ていると悲しくて涙が出る。
誰かが何で成功したとか、どの有名大学に出たとか、名字が変わっただとか、どの写真も楽しそうに見えるだとか。自分と比べた時にあぁ全く違うなと思ってしまうからだ。
経歴も何もたいしたことがない、幸せでもない、全てがバラバラで継ぎ接ぎだらけの自分が本当に惨めに見えてくる。

それが嫌だから見ないようにしていたはずなのに。
仕事のために登録したアカウントも、一切情報を流さず放置をしていたはずなのに。
いらない好奇心が無駄な情報を拾ってきて、勝手に自分から傷ついている。本当にくだらない時間を過ごしているなと思う。


そもそもの始まりは、ほんの数日前のことで、中高時代の友人から聞いた昔の知り合いの話からだった。

「Aさんが◯◯(とある臓器)を全摘出したらしい」

正直、私はAさんのことを覚えていなかったけれど、それは大変だなと気の毒に思った。まだ20代だろうに。全摘出するということは恐らくガンだったのだろう。
でも、どこかで、心の底のどこかで、すっと心が楽になる「ざまぁ見ろ」と思っている自分もいたのである。

私はよく人から「良い人」と評価されることも多い。一方で私自身は最高に性格が悪いと思っている。私は演技が得意な人間なのだろう。いくらでも他人にとって「良い人」を演じることができるのだ。だからその分たちが悪い。可哀想だと口にして残念そうにする心の中で、良からぬ感情を抱きながら相手を見下しているのである。

そして、いらない好奇心がフェイスブックを開く。彼女の名前と出身校で検索をかける。
あった、すぐに見つかった。

心の底でざまぁ見ろと思っていた彼女は、やはり立身出世をしていたのだ。

有名大学からアナウンサーになったんだね。テレビで見かけるような有名人ではないけれど、あなたはやりたいことができている。夢を、夢を叶えたんだ…………。

私は悔しくて悲しくて絶望したと思う。それは彼女が立身出世していたからではなく、自分の惨めさと汚さに幻滅したからに等しい。

私の出身校で辿ると、そのどれもが、キラキラしているように見える。それはそうだ。都内私立の中高一貫女子校に通えるのは、みんな一定以上の家庭水準であるから、やりたいと言えば親や親戚がお金を出してくれる。この界隈にいる人たちは、生死を問うような真っ暗闇を知っているのだろうか。将来を立たれる絶望を知っているのだろうか。

当時の私は学年で2番の成績で自分の将来に過度な期待を持っていたと思う。だからこそ失ってしまった過去から未だに抜けられることができていないと感じる。
なんとなくわかっていた。公務員に受かっても有名大学の通信教育過程を始めても、資格をとっても、彼氏を作ってみても、そんな周りがやるような成功を追いかけてみても、何も満たされない自分がいる。
そして今はもう、全部捨てて、誰も知らない土地へ、誰にも何にも捕らわれない世界へ、消えてしまいたいと、強く強く思う。

もっともっと努力して更に上に行きたい自分と、もう何もやりたくない、引きこもっていたい自分と。
人が良くて周りから好かれる自分と、本当は性格の悪いピエロな自分と。両極端の中で、あぁもう苦しいと、それでも前に進まざるを得ない辛さ。
どうやったら乗り越えられるのだろう。