白と黒の境界線

日々徒然をネットの隅に残す記録簿 気まぐれに更新中

年末年始も勉強したい!自習室確保レビュー

今年も終わりですね。年末年始いかがお過ごしでしょうか。忙しい社会人の方々も長期休みに入る頃、この休みを活用して今までの総復習をする受験生も多いのではないでしょうか。私も「年末年始も休まず勉強!」と、思ってはいたものの、予備校の自習室はお休みで、自宅には正月の誘惑が多すぎる……。何とかせねば。年末年始の自習室確保をかけて、いろいろ試し回って見ました。今回はそんな確保した自習室の個人的感想を残しておこうと思います。

その1 公共図書館

過ごしやすさ ★★★★
メリット 無料、静かな環境
デメリット 満席が多い、開館時間が少ない

自習といえば図書館。実は近年の図書館は年末年始も開館しているところがあるのです。東京都内ではざっとこんなところ。

葛飾区立中央図書館、立石図書館 年末年始休まず開館!
千代田区千代田図書館 31日まで開館
江戸川区立図書館(一部)、杉並区立図書館(一部)、台東区立中央図書館 30日まで開館

※2016年についてです。最新の情報は各図書館ホームページをご覧下さい。

特に千代田図書館は、社会人のセカンドオフィスがコンセプトなだけあって、館内もおしゃれで過ごしやすい。普段は22時まで開館していますが、さすがに年末は17時までの短縮開館です。葛飾区は年末年始も無休という業界でも珍しい図書館です。問題は、人が多く席がとれないこともあるということ。席取りは必須です。交通費を抜きにすれば、お金をかけないで勉強できるのは魅力的ですね。

その2 ネットカフェ

過ごしやすさ★★
メリット 個室、飲食可
デメリット 机が狭い 料金が高い

一度で良いからアイスクリーム食べ放題しながら問題集解いてみたかった!個室なので周りを気にしないで好き勝手できるのが良いですね。予備校のパイプ椅子よりもゆったりできます。少し暗くて狭めなのは気になる人は気になるかも。一番痛いのは料金。年末年始は祝日料金ということで1日いると3、4000円かかります。漫画やネットという誘惑もあるので、息抜きしつつ勉強したい日にはおすすめ。がっつり勉強には向かないかなぁ。

その3 喫茶店(スターバックス等)

過ごしやすさ★★★★★
メリット 飲食可 ゆったりできる
デメリット 周りが気になる 人が多い

スタバで勉強って意外と王道だったのかというほど、右も左もテキスト開いている人がちらほら。勉強しててもファミレスみたいに注意されません。人が多くなってくると変わった方が良いかなと考えてしまうこともありますけど。店員もたまに店内見ていますからね。1日ずっといるのは私には向かない気がしました。しかし、新作ラテを飲みながら問題解くのは結構はかどりますね。PCカタカタさせているノマド気分で洒落乙ライフ。気分を上げながら勉強したい人にはおすすめです。スターバックスコーヒージャパン

その4 有料自習室

過ごしやすさ★★★★★
メリット 普段通り勉強できる はかどる
デメリット 金がかかる

1日ごとに金を払うところや月間でいくらのところと料金体系は幅広くあります。私は年末年始のみ利用できる自習室を使いました。金だしたから頑張ろうとメリットにもなるのでプラマイゼロですかね。朝から夜まで気兼ねなく利用できるのも魅力だと思います。集中できますし。社会人の方なら有料自習室が文句なくオススメです。無職系資格浪人だと何も食えないのに1日2000円の出費かとポツリと思ってしまうかも……。

さて、年末年始はまだ続きますから、自習室確保戦線はまたまだ終わらない。なくなってみて始めて予備校の自習室の有り難みを感じる今日この頃です。
f:id:endofeden:20161230000640j:plain

種村有菜と共にあった青春時代~「種村有菜原画展」訪問記~

少女漫画の巨匠、種村有菜先生がデビュー20周年を迎えたそう。

種村有菜といえば神風怪盗ジャンヌ満月をさがしてなどが代表作で、最近ではアプリゲーム「アイドリッシュセブン」のキャラクターデザインを担当しています。緻密で繊細な可愛らしい絵柄に、健気な主人公や魅了あふれるキャラクター、そしてちょっとエロい?作風。素晴らしい作品と共に青春を歩んだという人も多いのではないでしょうか。ちなみに私はバリバリの「ジャンヌ世代」です。(確か当時は有名アニメが重なっていて、「ジャンヌ」、「カードキャプターさくら」、「ハンター×ハンター」が裏番でやっているという激戦区でした……)

そんな種村先生の20周年を記念して、東京スカイツリーソラマチにて原画展が開催されています。期間は2016年12月17日から2017年1月4日まで。もちろん行ってきました!

f:id:endofeden:20161220222612p:plain

館内は写真撮影可(フラッシュは不可)、SNS投稿も可ということで、周りはパシャパシャシャッター音が鳴りやまない状態でした。1997年「イ・オ・ン」から2016年「悪魔にchic×hack」まで生原画がこれでもか!と展示されています。数ある展示作品の中でもやはり「ジャンヌ」は感慨深い物がある訳で、この生原画の衝撃よ……。

f:id:endofeden:20161220231526p:plain

あぁ、青春の日々。それは中学に入学したばかりの頃でした。一人一人がクラスメイト全員に自己紹介をしていくタイミングで、私が口にしたことが

「好きな漫画家は種村有菜です。」

という一言でした。今考えても思い切った自己紹介をしたというか何というか。当時は「種村有菜=ジャンヌ=エロい」という暗黙の了解みたいなものがあって、周りから「ありなっち好きなん?意外」と声をかけられたものです。純粋に漫画を楽しんでいたのにね。確かにちょくちょく少女漫画特有のラブシーンが出てきたりもしますけれど、あまり理解してはいないですよ。そりゃあ。

f:id:endofeden:20161220231426p:plain

この絵は、漫画を読んでいて「何で見えているんだろう、これは本当にパンツなのかな」と疑問に思っていたこともありました。やはりパンツでした。

f:id:endofeden:20161220230253p:plain f:id:endofeden:20161220231127p:plain

種村先生の原画は本当に線が緻密で、拡大で見たいぐらいでした。これはもはや職人の領域ではないのでしょうか。

他にも素晴らしい原画がたくさんあり、濃厚な時間を過ごすことができました。ショップでは、100点を超えるグッズがお出迎え。物欲を刺激されます。個人的にオススメなのは600円の「フレームアート」です。100均で額を購入すればお気軽に複製原画気分を味わえます。

f:id:endofeden:20161220232803p:plain

種村先生20周年おめでとうございます!

30歳になったら終わりだと思っていた

はてなブログ5周年ありがとうキャンペーンお題第2弾「5年後の自分へ」
http://blog.hatena.ne.jp/-/campaign/hatenablog-5th-anniversary

眠れない夜に 「5年後の自分へ」

5年も経てばとうとう30歳を過ぎているね。年をとるのは簡単だっただろう。何もしなくても年齢だけは過ぎていく。子供の頃からそんな人生の虚無感を知っていたから、何となく30を過ぎたら死んでいるだろうなと思っていた。女にとっての30歳は、男にとってのそれと比べて、重みが違うと感じていたからだ。小さい頃は「老いたくない」という容姿の問題や「ずっと子供でいたい」なんていう「ピーターパンシンドローム」に似た気持ちがそうさせてた。今はそれだけではない。仕事、結婚、子育て、親の介護、背負いたくない責任みたいなものがのし掛かってくる気がして、30歳という足枷が襲ってくる感覚に恐怖を覚えている。

でも、実際なってみれば恐ろしいものでもないのだろうと思う。5年前の自分を振り返ってみても今の方が何百倍もマシな生活をしている。まだ学生だった頃は、極度の対人恐怖症であったし、就活も失敗続きで、薬が手離せず、留年までしてしまった。実に半引きこもり歴6年におよぶ大失態である。そんな私が「まとも」と呼べるようになるまで成長できたのは、前職での経験があってこそだった。地域の皆様や同僚たちに貢献できる仕事は本当にやりがいがあった。副責任者として毎日14時間ぐらい働いていたと思う。労働環境は決して良くはなかったけれども、私にとっては初めて見つけた居場所だったのかもしれない。

そんな自分の居場所も結局手放してしまったけれどね。5年経ったらまた新しい居場所を見つけられているかな。

もしも今追いかけている夢が叶っていないとしても、また5年後に「お前それなりに頑張ったじゃないか」と自分で言えるような存在になっていて欲しい。
どうせ誰もが生きていれば嫌でも年はとるのだから、他人にどう言われようと自分が納得する生き方をするよ。私はこれからも次の5年に繋がるように、ただただ前に進んでいく。5年後にどんな気持ちで、どんな状況で、30歳の「今」を生きているのか、私にはわからないけれど、そこに少しでも成長した私がいるのなら、それで充分満足だ。

公務員試験、次が最終面接

尾てい骨骨折中に受けた某自治体の集団面接とグループディスカッションが通っていました!
正直、周りのレベルが高いな~と感じて落ちたかと思っていただけに嬉しいです。
次が最終面接!ここまで来たからには最終合格したいですね。
落ちても本番は来年ですからまだまだ頑張れますよ。

さて、せっかくなのでこれから公務員試験の集団面接やグループディスカッションを受ける方向けに様子など残しておきます。何かの参考になれば幸いです。

【グループディスカッション】
集合場所に行ってみると2、30名くらいの人がいました。グループディスカッションの班分けなどが書かれている紙が配られ、軽い説明あり。その後、違う部屋に移動してディスカッション開始という流れでした。
グループディスカッションはチーム戦。全員で合格するつもりで挑みました。場所を移動する際に、少し自己紹介や軽い会話をして場馴れしとくのも良いですね。
ディスカッションは、司会を一人決めて、用意されたお題に対して自分の意見を出す基本な感じでした。
やっかいなのが、この司会。司会は難易度が高く、成功すれば配点が高く、失敗すれば司会だけ落ちることもあるそう。だから皆やりたがらず、決めるのにどうするか……な空気がまず流れましたね。
班に難関大学の院生がいたので、マジやってくれ~って一瞬思ったのですが、何故かその学生が私の方を見て
年功序列でどうでしょうか」
と、言ってきやがったのです!!
いや、確かに私が一番年上かもしれませんが、司会の押し付けというか何というか……。
決まらないのも困るので
「では、私がやらせて頂きます」
と、司会を買ってでましたよ。グループディスカッション初めてで司会でした。

流れは以下の通り。
①複数あるお題から一つ決める
②お題の意見を一人ずつ言う
③討論
④まとめの意見を一人ずつ言う
でした。とにかく時間が少ないです。
討論部分は、周りの意見に同調しながら自分の意見を付け加える戦法を取りました。後は発言が少ない人に振ったり。
以前コミュニケーション論で勉強した「おうむ返し」も使えました。たとえば

Aさん「私は○○は××だと思います。なぜなら□□だからです」
と、きたら
綾長「□□から××なんですね。私も賛成です。それは△△で~」
と、前の人が言ったことをそのまままとめる(鳥のおうむのように返す)か、または自分の言葉に言い換えてわかりやすくする感じですね。無難な感じで進めました。
司会しか役職決めなくて良かったので、何だかんだで司会やりながらタイムキーパーも書記もやりました!前職もそんな感じで同時進行で仕事してたので、経験が生かされています。しかし、全部一人でやるのはオススメはしません(笑)

【集団面接】
グループディスカッションの後は集団面接。だいたい40分くらいですかね。聞かれたのは自己紹介や志望動機、後はその自治体独自の取り組みについていろいろ聞かれました。公務員面接のテンプレ質問が全然聞かれませんでした。なので、質問の答えを丸暗記するというよりは、会話をすると思っていた方が良いですね。もちろん答えを用意したり、練習するのも必要ですが、民間の面接と同様に何聞かれるかはわからないです。駄目でも自分の言葉で頑張って答えようとしている感が評価されたんでしょうか?同じ班の人に「わかりません」と答える人もいましたけど、何でも良いから言った方が良い気がしましたね。

以上、そんな感じで二次選考に通りました。
次が最終面接です。無職脱出なるか!?仕事決まったら焼き肉食べたいです。

公務員司書採用 専門試験情報

高倍率 司書採用試験

図書館司書や学芸員といった公務員資格職は高倍率の難関試験だ。
行政事務と違って採用数がそもそも少ないため、どこの自治体も倍率が10~30倍程度ある。場所によっては、県庁70倍、国立国会図書館総合職100倍、私立大学図書館では300倍と途方もない数字。
非常勤や指定管理者(民間委託)ですら競争率が高い現状の中、こうした現場で働きながら直営正規を目指している方もいるのではないか。かく言う私もかつてはこの業界の関係者だった。だからこそ言える。

直営正規以外の司書なんて入っちゃ駄目よ、と。

いくら委託先の正社員でもね。
どうしてもやりたいのであれば、悪いことは言わないから司書ではなく行政で入って、異動願いを出し続けた方が良い。

toyokeizai.net

このような記事も話題になっているが、これは氷山の一角である。
正直、直営の非常勤であれば業務も決まっていて定時で帰れてサービス残業もないだろうし、身分相応ではないかと思ってしまうけれど。
ネタは尽きないが、これ以上の話は残さない。こんなネットの隅でも身バレが怖いので。日本全国から関係者がきているはずの図書館イベント等で知り合いに出会う確率が高すぎるほどに、この世界は狭いのである。

それはそうと、気分転換に某市の司書採用試験を受けてきた。
司書の採用試験は行政と違って過去問がひどく少ない。専門試験対策をどうするか悩む者も多いだろう。
私が知る限り有効な問題集は、
図書館職員採用試験 対策問題集 司書もん【全3巻】」
図書館職員採用試験問題集・解説―「旧・国家公務員II種図書館学」に学ぶ」

ぐらいだ。
前者は記述式の都立図書館や国立大学法人司書区分の採用試験向け。ページが薄い割には高い問題集だった。ちなみに後者は国家Ⅱ種での採用が廃止されたので、絶版されている。国立国会図書館で閲覧するのが良いだろう。あとはインターネットで受験者が残した問題を検索するか、大学か予備校を頼るくらいか。

せっかくなのでこれからの受験生に向けて、覚えている限りでこんなのが出たというのを記録に残しておく。
【専門択一試験40門120分】※教養試験120分、論文60分あり。

学校図書館法、社会教育法などの定義
図書館の自由に関する宣言で挙げられていることは?
・NDCが参考にした分類法は?
・検索の精度率、再現率の計算
・wwwの定義 
・ベン図から検索式を出す(and or not)
・有料データベースの定義 
国立国会図書館の提供サービスの定義
・パネルシアター、ペープサートなどの定義
・読み聞かせ、ブックトークなどの定義
・巻子本(かんすぼん)読み方

などなど。基本的に定義の間違い探しの問題が多かった印象。
たとえば、1、パネルシアターとは〇〇であるという選択肢は、〇〇の部分がエプロンシアターなので×など。
都立図書館の採用試験のような全問記述式よりは簡単だった。

しかし、例によってとんでもない倍率なので期待はしていない。
民間委託に国立T大学の人が入ってきちゃうような世界だ。どうせ博士崩れも受けているだろう。
記念受験できてよかった。

統合失調症と誤診された時に起きた謎の症状とその予後について

私はかつて「重度」の精神障害者であった。
高校2年生の時に起きた違和感の正体とその誤診による闘病生活について思ったことを記録に残したい。
(生々しいので閲覧注意。)

目次

あの頃の私は真面目なだけが取り柄の健常者だった。

高校2年生の時の話だ。
当時の私は、中高一貫の私立女子校の特進クラスで国立大学を目指していた。
成績は悪くなかった。偏差値は文系三教科なら70あった。
事実上最後になった模試の結果は、第一志望の地方国立T大学はC判定、難関私立W大学はA判定、M大学はA判定(ここは滑り止めという話であった)
両親は私学難関のWとK大学出身だったので、そのくらいの学歴は欲しかった。
あの頃の私はまだ健常者で、勉強しかすがれるものがなかったというのもあって、ひたすらに参考書とにらめっこをしていたかに思う。
他人は裏切ることもあるが、勉強は自分を裏切らないと本気で信じていた。

発病と違和感の正体

「臭い」
この言葉に今でも反応することがある。

最初にその違和感に気が付いたのは、後ろの席に座っている人が、こそこそと「なんか臭い」と話しているのを聞いたことだ。
まさか自分のことだとは思わなかったし、ただの気のせいだろうと放っておいた。
しかし、「屁の臭いがする」と呟かれたり、咳き込まれたりするうちに、それは段々確信に変わっていった。
「自分の知らない内に漏れているんじゃないか」と。
実際に漏れ出していた。自分の意思とは無関係に勝手に屁が出ていたのである。
(正直、ネットの世界にこんなことを残すのも抵抗感があるが、こういう病気があることを知ってもらえるならと思い公開することにした。)

とうとう学校に通えなくなり、どうしたら良いかわからずに発狂した私は、勇気を出して親に
「ガスが勝手に漏れ出して周りが臭いと言う」
と、相談した。
けれど、誰も信じてくれなかった。
妄想だと思われたのか、そのまま精神病院にぶちこまれた。
先生に同じことを言っても、「無理をしているとなる病気だ」と訳のわからないことを言われ、フルメジンエビリファイを処方された。
(この薬は強力な抗精神薬である。)

診断名は統合失調症だった。
ガス漏れを妄想だと思われたのである。
後に自分で調べた結果、過敏症腸症候群のガス型であったと知るまで、誤診されたまま薬漬けの廃人生活を余儀なくされたのだ。

高校中退の危機、死に物狂いで学校にいくも、ガス漏れは止まらず
「いつまで学校きてるんだよ!早く死ねよ」
と、暴言を吐かれたこともあった。
本当にその通りだと思った。自殺を試み始めたのもこの頃からだった。

悪化する病状

不思議なことに、統合失調症のような症状も現れ始める。以下はその一例である。

ある夜、誰かが扉の前にいるような気配に目が覚める。
すると、ピーポーピーポーと、救急車のサイレンの音が聞こえてくる。
「火事だ!」と、私は思って怖くて目を閉じるも、ずっとサイレンの音は鳴り止まない。
頭の中でサイレンがピーポーピーポーと追いかけてくるのである。
あ、私は殺されるのだと思い、ぱっと目を開けると、黒い影が大量に目の前にいる。
怖くて布団の中で泣きながら夜を明かした。

俗に言う幻覚や幻聴だったのかもしれない。

電車にも乗れなくなっていた。ガスが漏れる不安の他に「電車の椅子に座ると爆発して死ぬ」と思っていたのである。
妄想だったのか。

今思えばおかしいと笑えるが、当時の私には恐怖であった。
当然、こんな状態なので高校は卒業したものの大学受験は受けに行くことでもできず失敗。(センター試験は特別処置で受けられた。)この状態で男のいる環境は無理だと女子大に進学する。

闘病生活で終わった青春時代

進学してからも闘病生活。薬の副作用から寝たきり状態になっていた。
苦しくて自殺を試みるも失敗。
もう自分は死ぬ才能がないと痛感し、このままでは本当にまずい、何とかしなければと生き延びる方法を考えるようになる。
とにかく薬を辞めようと思った。この一連の体調不良は薬のせいだと。
そして、自分で勝手に減量することにした。(勝手に薬を止めたり、減量するのは本当はいけません)

薬が抜けるまで苦しかったが、この現状を打破したかったので、耐えられた。
その後、気合いで大学を卒業し、就職も決まった。
医者も精神科から心療内科に変えた。(既に精神科は変えまくっており、ジプシー状態になっていた。内科では過敏性腸症候群と診断を貰っていたが、薬はビオフェルミンしか処方されず、効かなかった。)

心療内科に変わってから、やはり私は統合失調症ではなかったと確信する。
その医者は過敏性症候群のことも理解しており、そんな状態なら、生きているのも辛かっただろうと共感してくれた。
薬は抗うつ剤レクサプロと抗不安薬デパスなどに変わった。それが効いたのかみるみる内に元気になった。

そして、現在思うこと

トラウマのようなものは未だにあるが、過敏性症候群も一連の謎の症状も今はない。
それに履歴書上ではブランクがないので、「普通」を演じることができる。
前職では明るく元気、愛嬌があるという謎の理由で出世もした。
社会人になれたのは不幸中の幸いだったかと思う。
思春期に発病することが多い精神疾患は、その後の人生をめちゃくちゃにしてしまうことも少なくない。
私は運が良かった方だ。立ち直れなかったら今頃、寝たきりのままだったかもしれない。
精神疾患は病名の判断が曖昧な部分も多く、誤診されることや薬漬けに合うこともある。
もちろん、薬や心理療法が効き、私のように社会復帰する人も多いから、全てが悪いとは思わない。
けれども、最初にかかった病院が統合失調症と誤診しなければ、そもそも病気にならなければ、また違った未来があったのかなとしんみりしてしまうのだ。

この病気が全ての医者に理解されること、対処法が確立されることを願ってならない。
この世界には過敏性腸症候群のせいで学校を中退したり、社会に出られない人もいることを忘れてはならない。

社会の底辺からムンクの叫び~他者と比較しないと生きられない人へ~

 

vilar5275.hatenablog.com

この記事を見た瞬間、

どうしようもないほどの「あっ!」としたような感情が溢れてきた。

 

要約すると、炎上した彼女のブログには、

「人は職業によって身分の序列があり、最下層とは口も聞きたくない」

というものであった。

しかも女子大出身で、他の記事でも女子校について触れている。

 

何故だか彼女のことを「可哀想な人だ」と思って居ても立ってもいられなくなった。

「女子校に囚われたならず者がいる!!」

まず最初に付け加えておくが、皆が皆そうではないということだ。

しかし、女しかいない環境に長くいると、彼女たちの行動原理に潜むものが見えてくる。

それは、他者との比較と自分の立ち位置の確認である。

彼女たちは、小さい頃からお受験やママ友品評会などで他者と比較され育ってきた

いつしか自分たちもお互いを見合い、どの程度の人間なのかを評価するようになる。

 

  • 可愛い子
  • お金持ちの子
  • スタイルの良い子
  • 成績優秀な子

 

己にないものを持つものがいると、時として憧れ、時として嫉妬が芽生える。

それを言葉にしないのが怖さでもあるが、

「あの子の方が○○」という劣等感、

「私の方が○○」という優越感のミックス感情を持ったまま女の園を生きていく。

 

特に彼女の出身校は「3S」と呼ばれるブランド校で、

偏差値は高くないがプライドは高い「お嬢様たち」が少なからずいる学校だ。

 

中高大とエスカレーター式に上がっていき、女子大までいくと、それはピークに達する。より優れた男に選ばれるために彼女たちは肉食となるのだ。

 

こんな環境を目にしたならず者は、絶えず他者との比較でしか生きられない。

自己を確立できない。

 

だからこそ彼女の「社会的階層論」は、

女子校に囚われたならず者の一つの形だと可哀想に思ってしまったのだ。

 

ここで、彼女の考える社会的階層を引用する。

第1階層 上級公務員、経団連加盟大企業勤務者、難関国家資格、成功した起業家。配偶者含む

第2階層 2流中規模会社勤務者。 2流公務員

第3階層 中小企業勤務者、ニート

第4階層 フリーター、非正規社員派遣社員、飲み屋、風俗嬢など売春婦

これを筆者に当てはめると、とんでもない矛盾が見えてくる。

 

筆者の前職は第3階層であったが、今は無職の公務員浪人というニートなので、

なんと身分が変わらないのである。

 

日本国憲法には勤労の義務がある。

働かない人間は義務を果たしていないのに身分が上とは、

そんなのはただの違憲である。

 

他者との比較から逃れるためには

筆者は万年女子校というならず者であるが、他者との比較からは早々と撤退することができた。

筆者を救ったのは学問や書物との出会いであった。

 

敬愛すべき文化人類学者のレヴィ=ストロースは、

「未開」社会の先住民と近代社会の文化人の間に優劣はない。

やってることの根本は何ら変わりはないでしょという構造主義を提唱した。

 この社会にもそれは当てはめられる。

 多様な働き方と多様な価値観がそこにあるだけでそこに優劣はないのである。

 ここの難しいところは、彼女の思想もまた一つの価値観でしかないというところであるが、

もし筆者が他者との比較でしか自己を確立できない人間であったら

古代アメリカ文明を「野蛮」と称して侵略し、亡き者にした西洋人のように

ただ否定して蔑むだけのつまらない人間になっていただろう。

 

だからこそ、この記事を見た瞬間、

声にならない感情が「あっ!」と溢れてきてしまったのだ。

「女子校に囚われたならず者がいる!!」、と。