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白と黒の境界線

日々徒然をネットの隅に残す記録簿 気まぐれに更新中

人生が上手くいかないのは目先の不安に囚われているからだ

日々の記録

20代、突然の無職になってから数ヵ月が過ぎた。
新卒で入社した会社は、憧れていた仕事だったから、どんなに待遇が悪くてもそれで良いと思っていた。
実際、そんなことはなかったのだけれど。

そりゃそうだ。

朝の6時30分に家を出て帰ってくるのは23時30分。休日サービス出勤ありのシフト制。
そんだけ働いても年収は250万。
周りもどんどん辞めていく。鬱で休職する上司、胃腸炎で業務中に倒れる同期、自分も突然立っていられなくなって、病院で点滴を打って4日寝込んだ。

それでも、何かにすがるように働いた。もう自分にはこの仕事しかないと思っていたし、働くことが世界の中心みたいな感覚だったと思う。
今なら当時の自分に「もっと大切なことあるだろ、もっと周りを見ろよ、資格とったりしてキャリアアップすればいいだろ」と冷静になって言えるけれど、仕事が嫌で嫌で仕方なかったのに辞めるっていう決心がつかなかった。

たぶんあの現場で頼りにされている感覚に酔っていたんだと思う。人に感謝されることなんて初めてだったから、やりがいは感じていたのかもしれない。

仕事を辞めてから数ヵ月、ぽっかり穴が空いたような喪失感を覚えるようになってしまった。

最近わかったことは、どんな人生の選択をしても
必ず悩みは出てくるということ。

たとえ再就職しても、何かしらの不満は出るだろう。

たとえ結婚しても、旦那が失業したら、病気になったら、浮気されたら、離婚だって考えられるだろう。

たとえ子供ができても、養育費、進路、病気、近所付き合い、悩みは増えるだろう。

たとえ独身を貫いたとしても、世間の目、老後の心配、金銭面の不安、きっとあるだろう。

仕事を辞めても、働いていても地獄なんて知らなかった。

ただ、どんな選択をしても悩みは出てくると考えれば、少しは過去を振り替えるのを止めようと思えるようになった。
どんな絶望にも希望はあるという期待が、まだ自分には残っているからかもしれない。