白と黒の境界線

日々徒然をネットの隅に残す記録簿 気まぐれに更新中

出版不況のこのご時世

「小説家になりたい」だの「実際に出版社から声かかりました」だの
この世界には作家志望のワナビって本当にありふれた存在だとよく思う。

かく言う私もかつては作家志望だった。
今は違うが。
前職にも元作家志望はいたし、その中には実際に賞をとっただの、某作家が指導教授でしただの、論文が評価されて研究職に転職していった者もいた。
私自身もスケールが大きい話ではないが、某企業が主催するようなコンクールで賞をとった経験がある。
前職では公共施設の広報を担当しており、勤務先の自治体の郷土資料や広報誌を作成していた。作成物は図書館や郷土博物館に所蔵されている。

まぁ、何が言いたいかというと、作家志望なんて星の数ほどいて、少し光始めたがそのまま消えていく星も多数あり、名前を覚えてもらえるほど光続けられる者はほんの一握りということだ。

出版不況のこのご時世。
作家志望は星の数ほどいても、潰れる出版社あり、売れないと嘆く地元の本屋は消え、休刊雑誌は後を立たない。

「赤字なのに何故出版するんですかね?」
と取次の人に聞いてみたこともある。(失礼な)
返ってきた言葉は「出版しなきゃ本当に潰れるからでしょw」という当たり前の言葉だった。
そりゃ企画倒れなんて山ほどあるだろうな。
数打ちゃ当たる方式なのか?たぶん違うと思うけれど。

そういえば、武雄市図書館(TSUTAYA運営)が、BOOK・OFFの在庫を新刊として受入して、古いガイドブックだのを所蔵していた問題もあったなぁ。
小売から売れない新品が版元に返品→BOOK・OFF買取→図書館資料費買取所蔵のような流れだとかなんだか。
出版社が潰れたら図書館も共倒れだと上司も嘆いていた。
私にしてみれば、一部同士でいがみ合ってた出版社と図書館が手を取り合うのは良いことではあると思う。

今は電子書籍自費出版が手軽にできる時代だから、もし出版したら国会図書館に納本するのをおすすめする。
公共図書館にも有り難いことに寄贈して頂ける方もいるが、一般に流通していないものはそもそもデータから作らないといけないので、ほとんど所蔵することはないと思う。
その点、国会図書館納本制度があるので、その分手にとられる機会が増えるし。(いろいろルールはあるようなので、ご利用の際は国会図書館ホームページをご覧くだされ)
そういえば、この制度を悪用した事件もあったなぁ。
出版、図書館界の未来はどうなるのやら…。