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公務員司書採用 専門試験情報

高倍率 司書採用試験

図書館司書や学芸員といった公務員資格職は高倍率の難関試験だ。
行政事務と違って採用数がそもそも少ないため、どこの自治体も倍率が10~30倍程度ある。場所によっては、県庁70倍、国立国会図書館総合職100倍、私立大学図書館では300倍と途方もない数字。
非常勤や指定管理者(民間委託)ですら競争率が高い現状の中、こうした現場で働きながら直営正規を目指している方もいるのではないか。かく言う私もかつてはこの業界の関係者だった。だからこそ言える。

直営正規以外の司書なんて入っちゃ駄目よ、と。

いくら委託先の正社員でもね。
どうしてもやりたいのであれば、悪いことは言わないから司書ではなく行政で入って、異動願いを出し続けた方が良い。

toyokeizai.net

このような記事も話題になっているが、これは氷山の一角である。
正直、直営の非常勤であれば業務も決まっていて定時で帰れてサービス残業もないだろうし、身分相応ではないかと思ってしまうけれど。
ネタは尽きないが、これ以上の話は残さない。こんなネットの隅でも身バレが怖いので。日本全国から関係者がきているはずの図書館イベント等で知り合いに出会う確率が高すぎるほどに、この世界は狭いのである。

それはそうと、気分転換に某市の司書採用試験を受けてきた。
司書の採用試験は行政と違って過去問がひどく少ない。専門試験対策をどうするか悩む者も多いだろう。
私が知る限り有効な問題集は、
図書館職員採用試験 対策問題集 司書もん【全3巻】」
図書館職員採用試験問題集・解説―「旧・国家公務員II種図書館学」に学ぶ」

ぐらいだ。
前者は記述式の都立図書館や国立大学法人司書区分の採用試験向け。ページが薄い割には高い問題集だった。ちなみに後者は国家Ⅱ種での採用が廃止されたので、絶版されている。国立国会図書館で閲覧するのが良いだろう。あとはインターネットで受験者が残した問題を検索するか、大学か予備校を頼るくらいか。

せっかくなのでこれからの受験生に向けて、覚えている限りでこんなのが出たというのを記録に残しておく。
【専門択一試験40門120分】※教養試験120分、論文60分あり。

学校図書館法、社会教育法などの定義
図書館の自由に関する宣言で挙げられていることは?
・NDCが参考にした分類法は?
・検索の精度率、再現率の計算
・wwwの定義 
・ベン図から検索式を出す(and or not)
・有料データベースの定義 
国立国会図書館の提供サービスの定義
・パネルシアター、ペープサートなどの定義
・読み聞かせ、ブックトークなどの定義
・巻子本(かんすぼん)読み方

などなど。基本的に定義の間違い探しの問題が多かった印象。
たとえば、1、パネルシアターとは〇〇であるという選択肢は、〇〇の部分がエプロンシアターなので×など。
都立図書館の採用試験のような全問記述式よりは簡単だった。

しかし、例によってとんでもない倍率なので期待はしていない。
民間委託に国立T大学の人が入ってきちゃうような世界だ。どうせ博士崩れも受けているだろう。
記念受験できてよかった。