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白と黒の境界線

日々徒然をネットの隅に残す記録簿 気まぐれに更新中

公務員の転職先は公務員ということ

公務員試験

過去記事のこの試験、最終で落ちました。
imyeden.hatenablog.com

厳密に言うと任期付なら採用という結果に。
○○省所管の団体で、正規採用を受けたのですが、ただ落とされるのではなく、こういった結果に終わることもあるようです。任期が終われば解雇されるわけで、もちろん辞退しました。

そして、先日は市役所の面接に行ってきました。 集団面接で、なんと隣同士が現役公務員でした。
大規模な自治体の職員でありながら、地元でもない小規模な市役所を受ける意味とは……。どちらもケースワーカー(生活保護)でしたから何となく察してしまいました。
後々本人に聞いてみたら、ケースワーカーは住民から恨まれることがある、ナイフで刺されかけた、死体は見慣れた等と言っていましたから、そりゃあ大変だろうな。

公務員といえど毎年自主的な退職者は一定層いるわけです。分限免職という実質のリストラもありますしね。社会保険庁が解体したのも夕張市財政破綻したのも記憶に新しいです。
国家専門職の国税専門官(税金の取り立て)は、採用1年目は研修生のような形で財務の勉強をしますが、成績不良だと適正なしということであっさり切られてしまうそうです。試験を突破しても数ヵ月後には無職の可能性がある、恐ろしい。

民間企業なら潰しがきく仕事やスキルもあります。でも、公務員の転職先は公務員なんでしょうね。

やたらメディアでは公務員のバッシングを目にしますけれど、ああいうのは幻想の世界と言いますか、ドロドロした世界を知らないのだろうと思います。
それは恵まれている部分もありますよ。じゃないと公務員になりたがる人なんていなくなります。

自治体はどこも財政難。予算は足りない、仕事は増える、求められるサービスは多様化する、課題はたくさん、周りからはバッシング、両方向からサンドバッグ状態、メンタル率が高いのも頷けます。たぶん、公務員はドMが多いと思いますよ。私の偏見ですが。

それに今や公務員の三人に一人は非正規です。役所の窓口にいる人も時給900円程度のワーキングプアかもしれません。委託で続々と民間企業も役所の仕事に進出していますから。そのうち公務員という職業もなくなるのではないかなと少々感じています。実際に私が勤めていた施設を管轄する部署はなくなってしまいました。これからの運営は、民間企業に全て任せますとね。
そこで働いていた人たちは全員解雇されました。もともとは直営時代の施設職員だったのに、非常勤に変わり、最後はさようなら。

公務員になることはゴールではないということです。そして、世間でバッシングされているような「楽」だとか「安定」だとか、そんな世界が全てではないと。少なくとも私が見てきた世界は、労働者も地域が抱える課題も含めて過酷な現実でした。