白と黒の境界線

日々徒然をネットの隅に残す記録簿 気まぐれに更新中

今時の男は女に財力を求める

最近、何の因果があってか彼氏らしき者ができてしまった。彼氏らしき者というのは、正式に付き合おうと言い合ったわけではないのに、二人だけで遊びに行ったり、将来について語り合ったりする謎の関係のことである。私のように恋愛経験のない人間からしたら、「えっ、これ付き合ってんですかー?デートなんですかー?」と、正直どういう状態なのか理解できないし、男友達もいたことがないので、どこまでやったら友達を超えるのか教えて欲しいぐらいだ。相手も私の「こういう所が好き、子供が欲しい、ちゃんとしたい、落ち着きたい」と、意味深な恋愛相談を投げ掛けてくる。何なんだろうこの宙ぶらりんな状態は。友達以上恋人未満ってこのことなのだろうか。最近の若い男の考えていることがまるで理解できない。

「付き合いたいなら付き合いたいって言えよ、はっきりしろよと。何がしたいんだ君は」

と、心の中で相手に念を送ってしまうそんな関係である。

何だかんだ一緒にいて気付いたことが一つある。それは、最近の若い男は『女に財力を求める』ということ。家事は自分がやっても良いから働いている人が良い。自立している人が良い。なにより私の実家が金持ちで、おまけに公務員目指しているところも良い、と言われた。ビックリするが、30近い男の発言である。確かに相手は男の事務員なので、所得は高くはない。むしろ少ない方だろう。将来が不安になるのはわかる。けれども、働き盛りの男性なのに……という愚痴は男性差別になるのだろうか。ただ、彼は正規職員だからまだ恵まれている方だと思う。いまや働き盛りでも非正規雇用ワーキングプアであるのは珍しくない。男性が家計を支えて女性は家を守るという図式は崩壊した。お金がなければ結婚も出産も難しい。独身男女の増加、少子高齢化に拍車がかかる。論文のテーマで散々やってきた社会問題を身近で目にした感覚だ。それにしたって「実家が金持ちなところが好き」って酷いんじゃないでしょうかね。そもそも私自身は金持ってないのに。「今は無職、夢はバリバリのキャリアウーマンです」ってそういうのでもプラスにカウントされるのだろうか。謎すぎる。婚カツだ、婚カツだ、言われているけれど、今は女性にも財力が求められる時代、女の生き方や立場も大分変わってきたのだなぁ。