白と黒の境界線

日々徒然をネットの隅に残す記録簿 気まぐれに更新中

図書館員がなくなる時

オックスフォード大学が認定 あと10年で「消える職業」「なくなる仕事」
http://gendai.ismedia.jp/articles/-/40925

少し古い記事ですが、今後なくなる可能性のある仕事に「図書館の補助員」がありました。図書館員ではなく、補助員なのがミソですね。

目まぐるしいIT化で、図書館にも自動貸出機が導入され、カウンター業務もセルフ化され始めています。また、蔵書点検、本の装備すら簡単にする機械までもが登場。
秦野市には「無人図書館」まであり、そもそも図書館員自体がいらない時代が一部には迫ってきています。
https://s.rbbtoday.com/article/2014/10/02/124028.html
もう既になくなるカウントダウンは始まっている!

しかし、あくまで補助員であって、図書館の仕事はカウンターだけではないですから、図書館計画・経営、事業企画、資料の保存、相談といった人の手が必要な部分はまだ完全にはなくならないでしょう。最近では図書館は地域の拠点という在り方にシフトしている所もありますから、人と人を結ぶ意味ではまだまだ図書館員の存在価値はあるでしょう。

問題は図書館がどれだけ必要とされているかという部分。納税者の3割程度しか利用されていない箱モノをずっと残せるのか疑問です。とある大都市では「図書館が少ないのでもっと作って欲しい」という市民の声に「予算がないので立てられない」と回答していました。つまり、この自治体にはもっと優先させるべきことがあるのでしょう。
既に国宝を所蔵するような箱モノ、博物館、美術館も閉鎖に追い込まれています。
https://www.j-cast.com/tv/2011/05/14095478.html
図書館の需要がないなら統合や閉館も進みます。

それこそ昔は駅の切符は駅員さんがモギリをしていました。今は都市部では切符を買う人自体が少ないのではないでしょう。切符はまだなくなっていませんが、電子改札がどんどん増えており、切符を通す改札は少なくなっているような気がします。PASMOSuicaを忘れて切符を買った時、改札通れるところが端にしかなくてわざわざ遠回りになったことを覚えています。

全てが縮小、機械化された時。それは図書館員がなくなる時、なのかもしれません。

※これは、行政公務員自体にも言えることで、マイナンバー導入で住民票などはコンビニでも受け取れるようになってきています。単純労働は徐々に機械化され、なくなるでしょう。
ただ、都市計画、政策経営、生活・心理相談員など一部の行政は逆に需要が増えると思います。繊細で複雑な問題は機械化できません。たとえば、虐待の相談を機械が受け持つなんてのはまだまだ無理です。地元の人間たちと交渉しながら、折り合いをつけて事業を進めるのは機械にはできません。というか責任者だせ!と言われて機械が出てきたり、機械が説明会をして住民が納得するかというと今のところは難しいものがあります。
完全なる人形ロボットが出れば公務員も、というか対人の仕事もなくなっていくかもしれません。