白と黒の境界線

日々徒然をネットの隅に残す記録簿 専門は社会教育と文化振興

無職になって思うこと。

何だかんだであと数ヵ月で正社員を辞めてから2年が経つ。私もすっかり平和ボケしてしまって、現場に再び立てるのかとても心配である。先のことを考えるとやはり憂鬱になるし、過去のことを振り返っても辛いことが多い。どうしようない泥沼にハマりそうだ…………。

実は無職は金はないのに暇があるため、このように無駄なことを考えて余計に鬱になるというデメリットがある。
仕事を辞めてから3ヶ月程度経過した2年前の夏と公務員試験が終わった昨年の9月~10月にかけては特にその傾向が強かった。そして派遣社員を辞めて数週間経った今もそう。

仕事を辞めた直後は本当に楽しい。解放感に溢れている。あるいは責任が降りて一種の安堵を覚える。ただ、少し経過すると、あれこれ考えてしまって逆に体調が悪化するケースがあるように思える。

暇ができると駄目になる人なのかもしれない。悩みの中心が仕事なら、見なくても良いことから目を反らすことができる。全ての原因は仕事だから、「仕事が悪い」と自分の中で共闘できるというか、過去の辛い気持ちも未来への不安も今に集中できてしまう感覚。

自分に合っている仕事環境という前提はあるけれど、適度な労働は必要なんじゃないか。


あと、退職を決めてから実際に辞めるまでの流れや辞めた後の手続き・社会制度が意外と複雑であることがわかった。
「辞めたいです」と言ってもすんなり行かないことがあるし、実際に辞めても雇用保険の手続きだとか国民保険・国民年金に切り替え、年金免除、等々、知らないことが多すぎる。就活は熱心に教えるのに退職活動(退活?)は全然教えないんだなぁ。

もっと実学的なこと早い段階から教育したらどうかと思う。退職についてもそうだが、お金のこと、社会制度、生き方、考え方、知らなきゃいけないことがたくさんあっただろうに。

この世界には知らなかったじゃ済まされないものが多すぎる。なのに普通にしていたら知る機会が少なく、気付いたら穴に落ちて埋まってしまう可能性がある。それを「自己責任だ!自己責任だ!」とたまたま穴に落ちなかった人が囃し立てているように見えてならない。

もっと若い内から社会と触れる機会を作った方が良い。勝手にやっていく人はそれで良いけれど、誰もが自主的に動いたり、海外に行って影響されましたとかそんな簡単にトントンと道を切り開ける訳でもない。

私は無職になってこの事実にようやく気づくことができた。実に20後半過ぎてやっとである。あまりにも遅い。

ただ、私は中高時代に「これからは女性も働く時代、生き抜く力を養うことが大切」という教育を少なからず受けられたのでそれだけは良かった。もし自分にそういうサバイバル精神がなかったら、今頃のたれ死にしていたと思う。

「生き抜く力」に通じる実学をもっと若い段階から学ぶことはやはり重要だ。


【無職になって分かったこと】

①行き場のない無職より、仕事をしている方がマシだった。=労働も使いようだ!

②退職までの手続きや流れは意外と面倒=本やインターネットで情報を収集することが必要!会社も役所も積極的には教えてくれない。

③生き抜く力を養いたい=これが未解決の目標だ!