白と黒の境界線

日々徒然をネットの隅に残す記録簿 専門は社会教育と文化振興

もう充分に生きたという感覚

女、28歳。


この年になると人生の迷いが絶頂になるようで、少し調べれば28歳の教科書的な本がうじゃうじゃ出てる。ちょうど28歳前後で最初の転職を経験したり、結婚・出産といったライフイベントが待ち構えていたりするからだ。28歳は転機の年。これからの人生の分岐点。そのような商売文句ばかりが溢れている。

私も28歳になって、キャリアという面では転機は訪れた。しかし、全てが平等の公務員の世界では、新卒22歳も28歳管理職経験ありの私も同じスタートラインから出発する。いわば出遅れ。同じ28歳の新卒ストレート(プロパー)には劣るだろう。


今から勉強するにも、18歳で何事もなく進学した生え抜きのエリートたちには追い付けない。
今から恋愛しようとも、一から関係を作るのは困難極まりない。そして、周りは既に結婚し始めている。近所の幼なじみは子どもができた。

周りと比べると私の28歳はだいぶ遅れているように見える。


だからと言って何がどうなる訳でもなく。私は私でやっていくから良いのだが、本当にこれで良いのか自分の選択肢に確信が持てないままいる。そもそも政令市辞退からの親離婚、区内に家をなくす事件は悲惨すぎた。何のために2年かけてその区を目指したの\(^^)/


私の中ではもう28年も生きたから人生を引退したいという気持ちが大きくて、もう充分生きたというか気分的には中高年のそれと同じの状態。

やりたいことはたくさんある。一方で、めんどう事をクリアしながら困難に立ち向かうのはもう充分すぎる。本当に私は充分に生きた。江戸時代ならそろそろ寿命だ。縄文時代なら一回り前に死んでいる。もう、そういう達成感というか、明るいニヒリズムというか、充分に満ち足りたのでお腹いっぱいです、という感覚なのだ。

現代は人生100年時代だそうで、実際はまだ序盤が過ぎたくらい。果てしなく遠い。もしかしたら途中でゲームオーバーになることもあるだろうけれど、私の祖母は100歳過ぎても生きている。信じられない、人生は長かった……。


もう本当に充分なのだ。明るい意味で充分なのだ。



もし生まれ変わったら屈強な男になって、何もかも忘れてバリバリ仕事をし、独身貴族と言われたい。