白と黒の境界線

日々徒然をネットの隅に残す記録簿 気まぐれに更新中

非正規図書館員はやりがい搾取だった

前職がブラックすぎて今の環境がホワイトすぎることに気がついた。

世間ではゴールデンウィークの予定が話されている。前職ではゴールデンウィークも夏休みもなかった。そもそも祝日という概念がない。土日祝日は繁忙期だった。

今は年間休日も30日増えてカレンダー通りに休める。年収は1.5倍。福利厚生も有給もある。社会保険のみの前職とは段違いの待遇だ。

職場では優秀と言われている。前職と比べても仕事に余裕はある。そもそも前職の定時が21時だった。(閉館時間の関係)

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アホかと、馬鹿かと!!!


一体あの激務薄給の◯年間はなんだったのか。全国の非正規図書館員(指定管理、民間委託正社員含む)の皆さん、その職業は本当にキツイ仕事ですよ!!

図書館というと「楽なんでしょ?」、「仕事できなさそう」みたいに軽く見られるかもしれない。私は民間大手企業の派遣、工場労働、本庁激務部署勤務と経験があるけれど、はっきり言って一番キツかったのが図書館(指定管理・正社員)でした!

ネットには元図書館員の告発に溢れている。何度でも言うが、図書館はキツイ仕事だ。他に転職した方が待遇も労働環境も良くなる。

けれど、図書館の仕事は楽しいのだ。今でも私は図書館の仕事が好きだ。本に囲まれて専門職として働ける図書館が好きだ。図書館をこの世で一番愛している。図書館司書よ栄光あれ。

いくらヤバすぎる待遇と労働環境でも、図書館員のみなさんは口を揃えてこう言うだろう。

「やりがいはある」

それ、やりがい搾取だから!!みんな気付いて!

中には旦那に養われてるから良いと思っている人もいるだろうけど、結局そういう価値観でいると、いつまでたっても「主婦が片手間でやる仕事=待遇悪くて良い」みたいな図式から抜け出せない。


私は新卒から第二新卒の貴重な時間を先のない仕事で潰してしまった。もっと若ければいろいろやれることもあった。ようやく落ちついた時にはもう20代が終わってしまう。
それでも 私はまだマシな方かもしれない。やりがいがあって、好きな仕事でも、方向転換できて良かった。転職して良かった。

図書館員の皆さんはその仕事を誇って良い。ただ、世間の評価とはズレがあることは確か。もしその待遇と労働環境が悪いのなら、いくら好きな仕事でも、離れることを考えた方が良いだろう。