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日々徒然をネットの隅に残す記録簿 専門は社会教育と文化振興

図書館を使って公務員試験(行政事務)の過去問を安く手に入れる方法

公務員試験は過去問を繰り返し解くことが大事です。

その過去問は採用ホームページ上で公開されているところが多いのですが、だいたい直近の年しかありません。目安として10年分は解いておきたいところ。

では、どう入手するか。

悪いインターネットの世界では、ぼったくり価格で過去問が転売されていることもあります。あれ、絶対損しますからね。よっぽどじゃなければ買わない方が良いですよ。

で、ここで入手方法として上げられるのが「国会図書館」です(本館:東京 分館:京都)
国会は納本制度があるので流通している本をほぼ全て所蔵しています。だから、予備校等が出版した過去問が15年くらい前まであります。

しかし、国会図書館にはデメリットもあります。
・コピーが1枚約30円と割高
・コピーが申請制で職員が行う(好き勝手にコピーとれない)
・ライバルが多い(試験前は絶対に誰かが使っている)
・場合によっては館外にあって利用できない(京都の関西館に本が出張中)
・頻繁に修理中になる。

と、皆が利用しているのでレッドオーシャンな訳ですよね。しかも割高という。

そこでオススメしたいのが「大学図書館」を利用することです。

え?自分は学生じゃない?って。
大丈夫!最近の大学は地域貢献を目的に図書館を一般利用可にしているところが多いです。社会人でも無職でも条件さえ合えば借りられます。

では、まず所蔵している大学図書館を探しましょう。

ここでは図書館横断検索システム「カーリル」を使います! ぱんぱかぱーん\(^^)/

カーリル
https://calil.jp/

この検索エンジンは、読みたい本をキーワード検索すれば、日本全国の図書館の所蔵状況や貸出中なのか在庫なのか等々の資料の状態が瞬時にわかる便利アイテムです。

ちなみに今回は都庁の過去問を例に検索してみます。

トップページから

f:id:endofeden:20180606001056j:plain

キーワードを入れて「検索」

ヒットした中から好きな本を選んで

f:id:endofeden:20180606001121j:plain

範囲を好みの都道府県に設定。これは「東京都(大学)」で。


すると、勝手に検索してくれます。ヒット!


こっからが本番。いくつかの所属館がありますが、全くの一般人が使える図書館、使えない図書館があります。

それは、個々の大学図書館のホームページで調べます。例えば、Google等で「○○大学、図書館、一般利用」で検索すれば出てくると思います。

利用規約も様々で、一番良いのは身分証明+申請書記入すればフリーで使える図書館ですね。東京の住宅街にあるT大学なんかはこれでした。貸出は不可ですが、1枚10円で自由にコピーができます。
多摩の方にある宗教系列のS大学は年間1000円払えば貸出もできます。1000円払うかコピーで済ますかはお好みで。交通費もバカにならんしね。


TAC出版が出している過去問1年度分+解説(見開き約30ページ)で比較すると……

国会図書館 東京館来館受付 即日複写 ※30ページ×25.92円(B4白黒)=約780円也
大学図書館で自分でコピー ※30ページ×10円=約300円也

1年度分だけでも2倍以上値段が違いますね。

国会には後日郵送で送って貰える後日複写、地方在住者向けの遠隔複写などサービスは豊富です。後は国会だけで全てが終了するから楽というメリットがあります。

これを応用すると図書館で問題集を貸出し放題が可能になります。見た限り大学入試系は国会図書館のみってとこが多いかなぁ。

ここだけの話、国会図書館の本を公共図書館に取り寄せるという荒業も制度上はない訳でもないんですよね。(国会図書館の相互貸借)
ま、手続きが難しいので、だいたい無理なんですけどねぇ。

ちなみにお近くの公共図書館では「過去問」等の問題集は置いていないことが多いです。
何故かというと
①書き込み、切り取り等の被害に合う確率が高いこと
②単年度の発行なのでたくさんの人が長く楽しみづらいこと
なんてのがあります。「過去問を図書館で買ってください」とリクエストしてもお断りされる可能性が高いです。悪しからず。