白と黒の境界線

日々徒然をネットの隅に残す記録簿 専門は社会教育と文化振興

ついにきたか。練馬区図書館ストライキ

https://www.bengo4.com/internet/n_9000/

ついに図書館ストライキまで発展するか?

状況を↑記事より抜粋すると

練馬区には図書館専門員がいる。1988年から設置。現在では練馬図書館に32人、光が丘図書館に25人が働いている。どちらも直営館。(区役所の直雇用)
ていうか、めっちゃいるな。うち(指定管理、他区)は最大で10人のシフト制だった。朝社員1人、バイト1~2人。昼から夜に社員+1人とバイト+1人。シフト回せないときは社員が朝から夜までフルシフトになる。13時間勤務だ。フル勤明けのフル勤のキツさは異常だった。通勤往復3時間だったんで帰って少し寝たらまた出勤。

・図書館専門員は1年契約の雇用形態だが、勤続20年以上の専門員も多く、中には最長で勤続29年目の専門員もいる。

・練馬図書館では、全職員のうち9割が図書館専門員。←つまり直営の9割が非正規か。

・直営館に指定管理を導入することに反対。指定管理になれば全員解雇か?もしくは民間に引き抜きか。

・区側は図書館専門員を学校図書館へ配置転換する新たな提案してきた。しかし、学校図書館司書の雇用がさらに不安定、公共図書と学校図書館の担う役割の違いを理解していない提案だと、これを拒否している。

・もしも、納得のいく回答が得られなかった場合は、12月19日と12月26日(いずれも午前8時半〜10時半)、練馬図書館でストライキを実施する予定。


なるほどなー。

まぁまぁまぁ。突っ込みどころ満載ですねぇ。


まず、直営と指定管理の違いは普通の人はわからないでしよう。

どう変わるのかわからないでしょう。

そもそも継続29年の非常勤ってそれは果たして非常勤といえるのか。

直営の9割が専門員採用のくせに専門員は1年契約の非常勤。つまり最初からいつでも切れる非正規しかいないのだから雇用の面では指定管理と変わらないのでは?

学校司書が公共図書館より更に雇用が不安定の意味が理解できない。確か法改正で小学校だか中学校だかに司書を一人一校つけましょうとなったはず。学校司書の労働環境がひどいというのは検索すると出てくるがそれで言っているのか?

ストライキしたら利用者が図書館使えないでしょう。

まぁまぁまぁ。私はあくまで中立です。

というか指定管理者制度自体は悪くないですよ。なぜならどっちも見てきたけれど直営より指定管理の若手の方が仕事できるし、アイデア豊富で、柔軟よ。書店や出版社と共同して図書館で本の展示会をやる。貸出と購入どちらの選択肢を増やそう。なんて直営のベテランには理解できないでしょ?
実際、影で文句言われたよ。図書館で本を売るなんてあり得ない!と。この人たちじゃないけれど、違う区でね。

どうせエプロンつけて、絵本の読み聞かせして、児童サービス児童サービス言っているのかな?
図書館の利用者は子どもだけじゃないぞ。大人、高齢者、ビジネスマン、障害者、若者、子育て世代、もちろん子ども。たくさんいるぞ。
そして、出版社や書店や作家や地域やさまざまな団体とwinwinの関係を作っていかないと。
新しいサービスを!新しい価値の提供を!新しい創造を!より良い図書館のあり方とは!使いやすさとは!

図書館界は今までそういう未来を作ってきましたか?

6割以上が非正規。これが現実ですよ。

これが30年間、何十年かけて先代が作ってきた現実ですよ。

私は指定管理制度(民間の力やノウハウを利用して図書館等を運営をすること)自体には反対しません。

しかし、成果を出せば出すほど、働けば働くほど貧しくなる雇用システムには大反対です。

だから今回のこのストライキも中立の立場から眺めています。